宮崎県議会自由民主党

県民のために誠意を持って議会活動に取り組みます!

研修

中央研修会

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「中央研修会」では、議員研修に併せて先進事例視察などの調査研究活動を実施しており、今年度は、議員研修として、専門講師から、①「人口減少対策と東京一極集中について」、②「南海トラフ巨大地震に備える~孤立する宮崎が生き残るために」、③「生成AIの衝撃!~人工知能時代をどう生きるか」をテーマに勉強しました。

先進事例視察研修では、「キヤノンマーケティングジャパン(株)」で、キヤノンの映像技術やICTを使っての製品が、世界でも高い評価と信頼を得ており、キヤノン製品とパートナー企業との製品を融合させたソリューションを使った地域貢献や、世界的なDXの波の中で、先端技術を駆使した最新の製品展開と今後の市場をとらえた製品展開についてを視察しました。

また、「日本マイクロソフト(株)」で、将来的に生産年齢人口が大幅に減少することが懸念され、人材の確保が難しい中あらゆる分野でデジタル技術の力により生産性を上げていく必要があります。IT企業の中でも最先端技術を提供している日本マイクロソフトから働き方改革や活用が期待されているAI技術の目覚ましい進展ぶりを視察しました。

「ベーカリー事業を通しての地域づくり、人づくり」
の取組についての勉強会

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株式会社はとや 代表取締役社長 須百 久史氏を講師に招き、「ベーカリー事業を通しての地域づくり、人づくり」の取組について、勉強しました。

鹿児島県志布志市で、2007年「はとやベーカリー」を開業、2014年ビジネスセミナーをきっかけに“業態を商売からビジネスへの脱却”をテーマに、1店舗主義から多店舗展開へ方針転換されました。

2017年には、フランチャイズ事業をスタートさせ、6年間で1店舗から現在50店舗、グループ年商1億5千万円から現在30億円、スタッフ30人から500人、年間のグループ来店客数は2024年4月時点で、350万人と飛躍的に発展を遂げました。また、“人づくりはパンづくり”をテーマに、職人に頼らない全国初素人からのベーカリーチェーン店を標榜し、困難であるとされる“理念組織経営”を大成功へと導いてきました。

今後は、全国初SDGs廃棄ゼロのベーカリー経営を目標に、全国の中小企業者向けの経営セミナーを積極的に開催していきます。ベーカリー海外事業を含め2026年には100店舗達成、2028年にはベーカリー専門学校事業など5大事業での100億円企業達成に向けて鋭意努力中です。

このように、ベーカリー事業の業態を時代の要請と市場動向を見極めた戦略的経営は、地域雇用の拡大と人づくり、ひいては地方創生にとって、大いに勉強になりました。