
(写真は九州電力玄海発電所の全景)
(1)玄海原子力発電所

89万平方メートルの広大な敷地の中に1号機から4号機までの4基の加圧水型原子炉が立地し発電を行っています。
当日は大山 邦夫玄海エネルギーパーク館長さんの説明で原子力発電の仕組み、防災対策などの解説をいただきました。
玄海原子力発電所の特徴は、福島の形式(沸騰水型)と異なり加圧水型という方式をとっています。
多少、安全性では優れているのではとの説明で原子炉の利用率は国内トップクラスの80%以上を記録しているとのことであります。
また、原子力は平成21年度実績で九州電力の発電電力量の42%を占め、この現実は大変重いものがあります。
今後の原子力政策の行方、九州電力の防災対策への取りくみを見守っていく必要があと痛感したところであります。
(2)国土交通省九州地方整備局
本県では、4月19日に都城志布志高規格道路が一部開通し記念の行事が開催され、高速交通体系は着実に前進を続けているところですが、東九州道などは道半ばの状況であります。
今回、中嶋九州地方整備局長、山内道路部長、石渡用地部長さんにお会いし今後の事業進捗をお願いし、また地震対策など本県の防災対策についても意見交換を行いました。
公共事業は、震災の影響もあり大変厳しくなることが想定されるなど本県には悪い材料が山積している状況ですが県議会としても精一杯頑張っていく必要があります。